2018年03月07日

「鉄の骨」池井戸潤

第31回吉川英治文学新人賞受賞作。
鉄の骨 (講談社文庫)

池井戸 潤 講談社 2011-11-15
売り上げランキング : 6616
by ヨメレバ

中堅ゼネコン・一松組の若手、富島平太が異動した先は“談合課”と揶揄される、大口公共事業の受注部署だった。今度の地下鉄工事を取らないと、ウチが傾く―技術力を武器に真正面から入札に挑もうとする平太らの前に「談合」の壁が。組織に殉じるか、正義を信じるか。吉川英治文学新人賞に輝いた白熱の人間ドラマ。

中堅ゼネコン会社に勤める主人公が、地下鉄工事を受注するために、必死になって入札に挑むというストーリーです。
その入札も健全なものではなく、「談合」という影がちらつきます。
それでも、理想に向かって邁進する主人公。

テーマは重く、600ページ超えの分厚さでもありますが、談合についてもわかりやすく書かれており、スラスラと読むことができます。
最後の入札の場面が近づき、物語も佳境に入ると、眠い目をこすりながらも先を読み進めたくなります。

最後が爽快に終わるところも、池井戸作品のいいところですよね。
posted by kasuterakun at 00:10| Comment(0) | お仕事小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

先月の人気記事