2018年05月24日

「さくら」西加奈子

家族と犬の物語。
さくら

西加奈子 小学館 2007年12月
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by ヨメレバ

ヒーローだった兄ちゃんは、二十歳四か月で死んだ。超美形の妹・美貴は、内に篭もった。母は肥満化し、酒に溺れた。僕も実家を離れ、東京の大学に入った。あとは、見つけてきたときに尻尾にピンク色の花びらをつけていたことから「サクラ」と名付けられた十二歳の老犬が一匹だけ。そんな一家の灯火が消えてしまいそうな、ある年の暮れのこと。僕は、実家に帰った。「年末、家に帰ります。おとうさん」。僕の手には、スーパーのチラシの裏に薄い鉛筆文字で書かれた家出した父からの手紙が握られていた―。二十六万部突破のロングセラー、待望の文庫化。

家族5人と1匹の犬の物語です。

幸せな家族がいつからか崩壊するが、それでも犬の「サクラ」は家族に寄り添い続けます。
後半、すごく不穏な雰囲気になり、どうなるのかと思いましたが、この「サクラ」のおかげでいい雰囲気になって終わりますね。

家族愛、動物愛にあふれた作品です。
ラベル:西加奈子
posted by kasuterakun at 00:01| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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