2018年11月15日

「その可能性はすでに考えた」井上真偽

奇蹟を信じる探偵。
その可能性はすでに考えた (講談社文庫)

井上 真偽 講談社 2018-02-15
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by ヨメレバ

山村で起きたカルト宗教団体の斬首集団自殺。唯一生き残った少女には、首を斬られた少年が自分を抱えて運ぶ不可解な記憶があった。首無し聖人伝説の如き事件の真相とは?探偵・上苙丞はその謎が奇蹟であることを証明しようとする。論理の面白さと奇蹟の存在を信じる斬新な探偵にミステリ界激賞の話題作。

第16回 本格ミステリ大賞候補
ミステリが読みたい! 2016年版(早川書房)
2016本格ミステリ・ベスト10(原書房)
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読者に勧める黄金の本格ミステリー(南雲堂)
キノベス!2016(紀伊國屋書店)

という話題の作品です。

不可能な状況での殺人を、多重推理していきます。
ただし、推理するのは探偵ではありません。

探偵は、その推理を「その可能性はすでに考えた」と否定します。
そして、全てが否定されればそれは「奇蹟」である。
という考えなのです。

結末では「奇蹟」が証明されるのか?

なかなか今までになかった方向性の作品ですね。
posted by kasuterakun at 00:14| Comment(0) | ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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