2020年04月06日

「丕緒の鳥 十二国記 5」小野不由美

十二国記の短篇集。
丕緒の鳥 十二国記

小野不由美 新潮社 2013年06月26日
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「希望」を信じて、男は覚悟する。慶国に新王が登極した。即位の礼で行われる「大射」とは、鳥に見立てた陶製の的を射る儀式。陶工である丕緒は、国の理想を表す任の重さに苦慮していた。希望を託した「鳥」は、果たして大空に羽ばたくのだろうか―表題作ほか、己の役割を全うすべく煩悶し、一途に走る名も無き男たちの清廉なる生き様を描く全4編収録。

4編からなる短篇集です。

王や麒麟は登場せず、民間の人々が描かれています。
今までも作中で、王が不在になると国が荒れると書かれていましたが、今作を読むとそのことがよくわかります。

「青条の蘭」は舞台がどこの国かは語られないまま話が進みますが、最後にやっとわかります。
ハッピーエンドかバッドエンドかは、今まで同シリーズを読み進めてきた読者にわかるというしかけも含めて、心憎い演出でした。
posted by kasuterakun at 00:00| Comment(0) | ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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