2020年05月20日

「文庫版 オジいサン」京極夏彦

益子徳一、72歳。
文庫版 オジいサン

京極 夏彦 KADOKAWA 2019年12月24日
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by ヨメレバ

72歳の益子徳一は定年退職後、公団アパートで一人暮らし。誰かに優しく「オジいサン」と呼びかけられたことを思い出したり、大した用もないのに訪ねてくる田中電気の2代目と言い合いしたり、調子に乗って変な料理を作ったりー。1日1日をきちんと大事に、そしてあるがままに生きる徳一は、何気ない日常の中で、ささやかだけれど大切なことに気づいてゆく。ほっこり笑えてちょっぴり胸が温まる、連作短編集。

全7編の連作短編集。
そのすべてが「オジいサンー。」で始まります。
「オジイサン」ではなく「オジいサン」らしいです。

特に何か大きな事件が起こるでもなく、オジいサンの日常が描かれているだけですが、会話が、思考が読んでいて面白いのです。
同じ事を何度も考えたり、つい先ほどのことを忘れたり・・・

普通は何度も同じことが描かれていると、イヤになりそうですが、コミカルに描かれているおかげで楽しく読めます。
なかなか魅力的な主人公です。
posted by kasuterakun at 00:00| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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